
Brasserie LUPURONは、北海道・仁木町に新しくできたビール醸造所です。LUPURONが造るのは、「麥葡発酵飲料(むぎほはっこういんりょう)」。あまり聞きなれない名称ですが、ビールとワインの間の飲み物という感じでしょうか。
畑特有の微生物が宿る葡萄、そしてその葡萄で醸したワインのプレス後に残る「Marc」を用いて麦汁を発酵させているとのこと。旭台産Pinot Noirは他生産地に比べてチャーミングな香りと豊かな果実味、そして綺麗な酸が特徴。このポテンシャルを活かすべく、ビール大国ベルギーの西フランダース地方で中世から造り続けられる「フランダースレッド」という伝統的スタイルをヒントに仕込んでいるといいます。
そして肝心な飲んだ感想は、ピノらしいきれいな色と香りに期待感を膨らませ、口を付けましたが、まぁおいしい。おいしいのですが、「ぴよ」の苦手な味を感じ、作り手の資料に目を通すと、「酢酸が沸き始めるギリギリを見計らい温度を下げ・・・」とあります。なるほど、このギリギリを超えてしまったのか、それとも麥葡発酵飲料も少し寝かせてから飲むと落ち着いてくるのか、専門知識のない「ぴよ」は詳しくは分かりませんが、俗にいう揮発性酸を強く感じます。ビールではあるものの、ビールらしからぬ、ワインっぽい味わいもあり、出会ったことのない味わい。揮発性酸が苦手でなかったら、試してみてもいいかもしれません。
| ↓↓以下、Brasserie資料を引用 ビール好きか、ワイン好きかではなく、発酵そのものに魅了されるすべての人に捧げる1本! 赤色のモルト、そしてベリーを想わせるアルザス産ホップを原料に、開放式ステンレスタンクで発酵。その間、ピジャージュを施し野生酵母の発酵を手助け。酢酸が沸き始めるギリギリを見計らい温度を下げ、1次発酵終了後、地元ワイナリーから譲り受けた赤ワイン樽で2ヶ月熟成させた後に瓶内2次発酵。 味わいは、赤ワインを思わせる柔らかな酸と、サワーエールのような軽やかな揮発酸が共存し、非常にエレガントでドライな仕上がり。食中酒としてのポテンシャルも高く、赤身肉やジビエ、発酵食品(チーズ、シャルキュトリー)、酸味を活かした料理に寄り添い、相互に引き立て合います。ポジショニングとしては、ビールでもワインでもない第3の発酵酒。ナチュラルワイン愛好家にも響く味わいで、サワーエールの進化系としての提案も可能。フランダースレッドが「時間とブレンド」による完成形だとすれば、この麥葡発酵飲料は「再発酵による連続性」という思想のもとに生まれた、もうひとつの発酵の形です。 |
| 銘柄 | Pinot Noir Red |
| Winery/Vineyard | Brasserie LUPURON |
| vintage | 2026年4月 |
| 品種 | Pinot Noir |
| 生産本数 | – |
| 価格(税込) | 4,400円 |
| 国 | 日本 |
| 産地 | 北海道余市郡仁木町旭台 |
| 飲んだ日 | 2026/08/12 |
